白洲次郎&正子様からご招待があったのでランチをご一緒に…(超妄想…)。
以前ツアーが組まれていて、申し込もうと思ったらあっという間に満員。

先日はそごうで美術館でも私物の展示をしていました。
そこで遺言の直筆をみてしびれました…。


「葬式無用 戒名不要」

味のある文字でそれだけが書かれた遺言…。後は家族への宛名のみ…。
なんて素敵な人なのでしょうか…。

このご時世彼のような人が居てくれたら日本は変わるんじゃないかとしみじみ思ってしまいます。

明治35年生まれ。祖父と同い年です。
しかも政治から退いた後は東北電力の会長をされていたそうで…。
それでは祖父の上司に当たるのだなぁとちょっとかなり
細い縁を感じました。

祖父は定年ちょっと前に脳溢血で倒れ、定年までの三年間はほとんど会社に行くこともままならなかったそうですが、ちゃんと在籍をさせてくれて退職金もいただいたそうです。

昔の会社は今の会社より人情があったのだなぁ…と思います。


武相荘洋風弁当が予約で食べられます。3150円。女性に丁度いい量です。
お酒などはありません。他にお抹茶、コーヒーセットがあります。800円。
コーヒーは酸味のないタイプで私は好きでした♪お弁当も美味しかったですよ。

白洲次郎邸は武蔵と相模の間にあることと本人の特徴から武相荘と名付けられました。
本人は何か一ひねりのある名前を付けたかったとのことです。

戦争が始まったら日本は負ける、食べ物も足りなくなると察知して、戦前にここの土地を買い、百姓をやるといっていたそうですが、彼程の人材をほおって置くはずがなく、やがて片腕として吉田茂がひっぱり込みます。

若い頃からケンブリッジで学び、日本より海外生活の方が多い人だったので英語は堪能。
まったく海外の政治家相手にひけを取らない。その上かっこいい…!

GHQ側の人間に「従順にならざる唯一の日本人」と言われ、日本国憲法の成立に深くかかわったが政治家にはならず、生涯在野を貫いた。晩年までポルシェを乗り回していた。

晩年は家族を本当に大事にされたようです…。

また奥様の正子さんも伯爵家の次女として生まれ、アメリカ留学の経験を持つ。
二人とも一目惚れで結婚。
奥様も青山に「韋駄天お正」と命名されるほどの行動派だったようです。


このお茶どころで武相荘洋風弁当をいただきました。
オマール海老とか山形牛など入っていますがみんな一口大で…上品にいただきます♪
しかし残念ながら写真はダメでした…。

この日は快晴〜気持ちのいい日でした…ちょっと風がありましたが…。






お花もこれだけでした。ロウバイは切り花で活けてあるモノでした。
実際咲いているところがあるのかなぁ〜と思いましたが見付けられず?




武相荘
入場料は1000円です。
(小学生以下の入館はご遠慮くださいとのこと)
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30)
休館日毎週月・火曜日(祝日振替休日は開館)
※夏期・冬季に臨時休暇有り。

小田急小田原線 鶴川駅徒歩15分
東京都町田市能ヶ谷町1284 TEL:042-735-5732
http://www.buaiso.com/index.html

館内撮影禁止!庭や外観はOK!
お弁当も撮影禁止…残念。

おまけ…また帰りにららぽーとに行ってきました。鶴見川から富士山が遠くに見えたのでパチリ!
解りますかねぇ〜?真ん中がそうですよ…。


すいません。ただいま急に入った仕事がかなり忙しく…コメント返しもままならない感じです。
また仕事が一段落したらご訪問させていただきます!それまで見捨てないでくださいません〜〜〜!