子猫シリーズ第二弾。シロとクロ編です。

保護して数日経った頃の三匹。右の子は里親に出したミックという子です。
貰われた後ミックと名付けられました。


にゃん太が来るまでは、高校生の頃親戚から貰ったインコが繁殖して、更に文鳥やウズラなど一時期は数十羽も居ました。
チビというインコはある日拾った子なのですが、なんと17年生きてくれました。
拾った時点でもう成鳥だったので本当は何年生きたのかは解りませんが、その子は普通より小さく22~23gしかなく、籠の中に居たにも関わらず、沢山の驚きや命のすごさを教えてくれました。

その子が亡くなった一週間後ににゃん太が来て、更にもうすぐ一年経とうとしていた頃…庭にいたら猫が床下に入っていくのをみました。…ん?なんで床下に??
それから数日後どこからともなく、動物の赤ちゃんらしき声が聞こえてきました…。
その声は日に日に大きくなり、夜中中響くように…。

親が面倒見なくなった?と思う位ずっと泣きっぱなしで…それがかなりうるさい…(結局シロの声だったんですが…腹立つ位キンキンした声です。後にも先にもこの時ともう一回だけこの声を聞いています)
丁度床下を見られるように床板を外れるようにしたと母親が言うので畳を外して、見てみると…居ました…二匹。
これが今のクロとシロです。クロは目が全く解らない位目やにでカピカピ、シロは片目だけ見えている状態でした。

この子達だけ?と思って見渡してみると、もう一匹離れたところに両目をぱっちり開けた子が居ます。
どうしようと思っていたら、シロとクロは保護できる場所に自分から来たので、すぐつかまえられました。まだ外に出ていなかったのでノミも居ませんでした。

もう一匹はどうしようと思いましたが、もうこちらに来そうもないので、居るところの上の床板を剥がす決心しました。
動かないで〜と思いながら、ほとんど折ったも同然な状態でしたが、なんとか捕まりました。この子はミックとのちに名前がつきました。すでに出会いからなんか暗示があるような感じでしたが…。

今後悔するのは当時携帯のカメラ付きを買って、その手軽さに携帯カメラでばっかり撮っていたので今見ると画質が悪くて残念!
もう少しフィルムで撮っておけばよかったともの凄く後悔しています。
なので画質悪くてすいません。当時ではそれでも一番いいカメラ付きのを買ったんです〜#59123;

もうじっとしていないのでなかなか可愛く写す事が出来ず…これがまだましな写真です。
左シロ、右クロ


飼い主が見つかればあげるつもりだったので名前は区別出来るだけの意味でつけました…。
飼うって決めた頃にはもうこの名前で呼んで来るように…。がっくりな名前ですね〜。
しかもクロとシロでは殆ど両方とも区別付いてないのでは?って感じで両方とも来る事もよくあります…。

妹と一緒にとりあえず、会社のイントラネットで飼い主募集してみました。
しばらくすると知人が欲しがっていると連絡が入りました。
埼玉の某所でしたが、飼っていた猫が寿命をまっとうして、しばらく経つのでまた飼おうと思っている人がいるという連絡でした。話はポンポンと進み、一応シロとミックを連れて行きましたが、ミックを選ばれ、そのままお家に…。

里子に出す寸前のミック。その後一年位連絡をくれましたが、大事に育てられているようなので、連絡をしていません。
そういえばどうしているんだろう…。親御さんが凄く可愛がっていらっしゃるようでした。
その人もお嫁に行ったかもしれませんしね…。


ミックが居なくなった時シロがまた拾う前に出した金切り声で鳴いて…。
今考えると凄くシロは家に居たかったように感じます。
クロも妹の会社の人にあげる予定があったのですが、ダメになりました。
この二匹はなんだか運命を感じたのでなるべくしてなったように思います。

その後回虫がみつかったり、離乳が上手くいかず、下痢したり、顔が餌でただれたり〜もう事ある毎に医者に行ってましたね〜。
にゃん太も一緒に居たおかげで二回目の虫下し飲むはめに…。
血液検査するまではにゃん太も一緒にしなかったのですが、一応やってもらってすべて大丈夫だったので二ヶ月目位で一緒にしました。もうにゃん太は興味津々で目がまんまる〜。すごくかわいがり出しまして〜。
ほっとしました。知らない人は親子でにゃん太をメスだと思う位でしたよ〜。

いつもなめてあげて、餌まであげてしまう位…。


その後は病気をしながらもすくすく育ってくれました。
これからもよろしくね。