助けられなかった黒猫 [猫]
もう4月なかば!
にゃん太は点滴を家で続けておりますが、
今はエリザベスカラーも取れて不安定ながらも元気?にしております。
無事16歳を迎えられるように頑張ってます。
先日にゃん太の点滴を病院へ取りに行くのに妹と花見がてら歩いて行こうという事になり、
病院へ向かって歩いていました。
すると全貌に猫が倒れている…
死んでる?!
と恐る恐る近づいてみたらまだ生きてはいるものの立てない様子…
車が結構通る道なのでは端に寄せて様子を見てみると外傷はないものの…
このままでは危なそうなので家に戻り車で点滴を取りに行くはずの病院へ向かった。
しかし保護猫の難しさを痛感する事になる。
何か感染症でも持ってたら困るのであまり使ってないペット用バッグとフリースの毛布バスタオルを
用意して急いでそこへ入れて向かうものの…
自分の猫ではないこの子をどこまで診て貰ったらいいのか…。
正直自分の家の子がシニアになりにゃん太だけでも治療費がめちゃめちゃかかっている上、
これからもかかるのは必至で、更にシロも甲状腺亢進の治療薬の副作用として腎臓が弱ってきているのもある状況で…この瀕死の黒猫ちゃんにどこまで出来るかというと…
とりあえず触診と血液検査、寄生虫駆除とウィルスチェックを医者の言われるままにして貰った。
当然レントゲンやエコー検査もしたいところだけど無職の人間なので妹に現状頼るしかなく…しかし
妹は愛護精神はないのでそれ以上の事をして貰うのは無理そうなので(働くようになったら返すという前提で)…twitterで拡散してこの黒猫の一時預かりをしてもらえる人を探してみた。
いつもの先生が日曜で殆どの病院が休みの中忙しかったのであまり馴染みのない先生になったのだけど…。
どうも保護猫に興味がないらしく、このまま安楽死もありますよ的な態度で…。
どこまでやりますかと最初に言われると結局躊躇してしまった自分が振り返ると情けなくて…。
テレビに出演される優しいボラOさんと隣の区の野良猫のTNRをしてくださっているボラさんに問い合わせたらOさんがなんとか引き継いでくださる事になったので急いで車で向かいました。
ただOさんの家はうちから30分はかかる所で運悪く渋滞にもなってしまい…更に土地勘がないので
ナビで行ったにも関わらず、道に迷い(近くまで来てるのに中々見つけられず…)Oさん指定の病院に着いた時にはカバンを開けたら本当に今息を引き取った状態でした。
結局お金の心配はあったにせよ…最初の病院で徹底的に診て貰うのが最善だったとその時点で気が付き…自分の迷いのせいでどうせ亡くなるにしても余計な辛い思いをさせてしまったと後悔しました。
正直お医者さんって急病の猫を助けようとするのが普通だと思っていたのですが、まずお金の事を言われどこまでやるかと言われると躊躇してしまう自分も情けなかったけど、お金払わないと助けようともしないんだと思ったらそっちの方がショックでボラさんに頼るしかないと思い込んだのが大きなミスでした。
最初の検査では腎臓の数値が高いし、触診では骨とかも異常がなかったので、急性か慢性化判らないけど腎臓病による尿毒症になり倒れていたのかもという診察でした。
亡くなってから着いた病院では若い猫だから急性腎不全で急変したのだろうとざっくりした事だけ言われましたが…後から忙しくて診ていただけなかったにゃん太のかかりつけの先生はもしかしたらやっぱり車に轢かれていて内臓がやられていたのかも…と。
それだったら動かしたら余計ダメだったじゃん…。
診てくれた先生は今すぐどうこうはないと思うけど皮下点滴より静脈点滴がいいというのでボラさんに託そうと思って移動したのに…。
黒猫ちゃんに関わった三人の医者の見解の差…。
かかりつけの先生は多分後からカルテを見ての判断だと思うけど…。
先生によってこれだけ倒れた猫に対して診方が違うんだなと…。
しかもにゃん太のおかげで腎臓病には詳しくなってるつもりの私…。
この数値ならまだ大丈夫なはず…。
これが余計判断ミスを起こす原因に…。
ボラさん紹介の方の病院の先生が言うにはこの子は1〜2歳なので余計急変が起りやすかったとの事。
かかりつけの先生だったらこの子に今すべき事はと言う観点で診てくれたと思えるのですが…たまたま今回診てくれた先生はそうではなかった…。
その事も後から思うと悔しいし、黒猫ちゃんには本当に申し訳ない事をしたと思います。
また仕事している立場だったらボラさんに任せる位まで入院させる事も躊躇しなかったと思うと余計情けない思いです。
運転してたので酔ってしまったかもしれないし、苦しんでいたかもしれないのもよく判らず…。
バカな判断をした事後悔だらけです。
こういう事があると知っていただきたいので敢えてここで書きます。
折角 愛玩動物飼養管理士2級が受かった所で大した役にもたってないのに痛感しました。
今セラピストと看護士の通信教育も勉強していますが、それをマスターしても今回の判断には繋がらないと思います。
何よりも経験がモノを言うのだと。
助けられず落ち込んでいる私を慰めにOさんとスタッフさんが話を聞いてくれたのですが…。
ホント暖かく優しい人たちです…
明らかな自分の判断ミスでした。
亡くなったばかりの黒猫ちゃんをOさんはしばらく抱いて撫でていました。
すごいなぁ…私にはまだまだそんな境地には行けない。
黒猫ちゃんの飼い主さん探しに使う写真を撮ろうとしていたら優しく顔を包んでくれました。
今回の件で保護猫に優しい近くの病院など色々Twitterの方から情報が入りました。
保護してからじゃ遅い…。
ちゃんと保護猫だから割り引くとか一時的に預かってくれる病院をいくつか知る事が出来ました。
先に知っていれば結果は違ったかもしれません。
近所で預かると言ってくれた方も居たのに…。
完全に力不足で申し訳ない…。
お医者さんに火葬してもらおうと思っていた私にOさんは私が連れて行って火葬しようかと…。
お医者さんの火葬費用は5000円、Oさんは9000円だと言うのでOさんに10000円お渡して後にしました。
写真は火葬の時のを送っていただきました。
その時はにゃん太がひどい下痢になってしまい、バタバタしてました。
ボラさんにも丸投げしようと思っていた訳ではなく、自分が出せない金額の分募金などで集めようと思ってはいましたが…保護すると言うことはそんな事もシビアに考えなければなりません。
この子は飼い猫のようだとお医者さんも言ってましたが、結局愛護センターも神奈川区役所生活衛生課も連絡しましたが、情報としては持っておくけども亡くなった猫の写真までは掲載しないので…飼い主さんが問い合わせない限りこの子が死んでしまった事も判らない…。
私は出て行った後帰ってこないなんて怖すぎるので室内飼い徹底したいです。
飼い主さんへ
横浜市神奈川区七島町の国道から斜めに入る道の駐車場の側で倒れていました。
1〜2歳くらいのオスの子です。
全身黒い子です。
どうか飼い主さんへ届きますように…。
にゃん太は点滴を家で続けておりますが、
今はエリザベスカラーも取れて不安定ながらも元気?にしております。
無事16歳を迎えられるように頑張ってます。
先日にゃん太の点滴を病院へ取りに行くのに妹と花見がてら歩いて行こうという事になり、
病院へ向かって歩いていました。
すると全貌に猫が倒れている…
死んでる?!
と恐る恐る近づいてみたらまだ生きてはいるものの立てない様子…
車が結構通る道なのでは端に寄せて様子を見てみると外傷はないものの…
このままでは危なそうなので家に戻り車で点滴を取りに行くはずの病院へ向かった。
しかし保護猫の難しさを痛感する事になる。
何か感染症でも持ってたら困るのであまり使ってないペット用バッグとフリースの毛布バスタオルを
用意して急いでそこへ入れて向かうものの…
自分の猫ではないこの子をどこまで診て貰ったらいいのか…。
正直自分の家の子がシニアになりにゃん太だけでも治療費がめちゃめちゃかかっている上、
これからもかかるのは必至で、更にシロも甲状腺亢進の治療薬の副作用として腎臓が弱ってきているのもある状況で…この瀕死の黒猫ちゃんにどこまで出来るかというと…
とりあえず触診と血液検査、寄生虫駆除とウィルスチェックを医者の言われるままにして貰った。
当然レントゲンやエコー検査もしたいところだけど無職の人間なので妹に現状頼るしかなく…しかし
妹は愛護精神はないのでそれ以上の事をして貰うのは無理そうなので(働くようになったら返すという前提で)…twitterで拡散してこの黒猫の一時預かりをしてもらえる人を探してみた。
いつもの先生が日曜で殆どの病院が休みの中忙しかったのであまり馴染みのない先生になったのだけど…。
どうも保護猫に興味がないらしく、このまま安楽死もありますよ的な態度で…。
どこまでやりますかと最初に言われると結局躊躇してしまった自分が振り返ると情けなくて…。
テレビに出演される優しいボラOさんと隣の区の野良猫のTNRをしてくださっているボラさんに問い合わせたらOさんがなんとか引き継いでくださる事になったので急いで車で向かいました。
ただOさんの家はうちから30分はかかる所で運悪く渋滞にもなってしまい…更に土地勘がないので
ナビで行ったにも関わらず、道に迷い(近くまで来てるのに中々見つけられず…)Oさん指定の病院に着いた時にはカバンを開けたら本当に今息を引き取った状態でした。
結局お金の心配はあったにせよ…最初の病院で徹底的に診て貰うのが最善だったとその時点で気が付き…自分の迷いのせいでどうせ亡くなるにしても余計な辛い思いをさせてしまったと後悔しました。
正直お医者さんって急病の猫を助けようとするのが普通だと思っていたのですが、まずお金の事を言われどこまでやるかと言われると躊躇してしまう自分も情けなかったけど、お金払わないと助けようともしないんだと思ったらそっちの方がショックでボラさんに頼るしかないと思い込んだのが大きなミスでした。
最初の検査では腎臓の数値が高いし、触診では骨とかも異常がなかったので、急性か慢性化判らないけど腎臓病による尿毒症になり倒れていたのかもという診察でした。
亡くなってから着いた病院では若い猫だから急性腎不全で急変したのだろうとざっくりした事だけ言われましたが…後から忙しくて診ていただけなかったにゃん太のかかりつけの先生はもしかしたらやっぱり車に轢かれていて内臓がやられていたのかも…と。
それだったら動かしたら余計ダメだったじゃん…。
診てくれた先生は今すぐどうこうはないと思うけど皮下点滴より静脈点滴がいいというのでボラさんに託そうと思って移動したのに…。
黒猫ちゃんに関わった三人の医者の見解の差…。
かかりつけの先生は多分後からカルテを見ての判断だと思うけど…。
先生によってこれだけ倒れた猫に対して診方が違うんだなと…。
しかもにゃん太のおかげで腎臓病には詳しくなってるつもりの私…。
この数値ならまだ大丈夫なはず…。
これが余計判断ミスを起こす原因に…。
ボラさん紹介の方の病院の先生が言うにはこの子は1〜2歳なので余計急変が起りやすかったとの事。
かかりつけの先生だったらこの子に今すべき事はと言う観点で診てくれたと思えるのですが…たまたま今回診てくれた先生はそうではなかった…。
その事も後から思うと悔しいし、黒猫ちゃんには本当に申し訳ない事をしたと思います。
また仕事している立場だったらボラさんに任せる位まで入院させる事も躊躇しなかったと思うと余計情けない思いです。
運転してたので酔ってしまったかもしれないし、苦しんでいたかもしれないのもよく判らず…。
バカな判断をした事後悔だらけです。
こういう事があると知っていただきたいので敢えてここで書きます。
折角 愛玩動物飼養管理士2級が受かった所で大した役にもたってないのに痛感しました。
今セラピストと看護士の通信教育も勉強していますが、それをマスターしても今回の判断には繋がらないと思います。
何よりも経験がモノを言うのだと。
助けられず落ち込んでいる私を慰めにOさんとスタッフさんが話を聞いてくれたのですが…。
ホント暖かく優しい人たちです…
明らかな自分の判断ミスでした。
亡くなったばかりの黒猫ちゃんをOさんはしばらく抱いて撫でていました。
すごいなぁ…私にはまだまだそんな境地には行けない。
黒猫ちゃんの飼い主さん探しに使う写真を撮ろうとしていたら優しく顔を包んでくれました。
今回の件で保護猫に優しい近くの病院など色々Twitterの方から情報が入りました。
保護してからじゃ遅い…。
ちゃんと保護猫だから割り引くとか一時的に預かってくれる病院をいくつか知る事が出来ました。
先に知っていれば結果は違ったかもしれません。
近所で預かると言ってくれた方も居たのに…。
完全に力不足で申し訳ない…。
お医者さんに火葬してもらおうと思っていた私にOさんは私が連れて行って火葬しようかと…。
お医者さんの火葬費用は5000円、Oさんは9000円だと言うのでOさんに10000円お渡して後にしました。
写真は火葬の時のを送っていただきました。
その時はにゃん太がひどい下痢になってしまい、バタバタしてました。
ボラさんにも丸投げしようと思っていた訳ではなく、自分が出せない金額の分募金などで集めようと思ってはいましたが…保護すると言うことはそんな事もシビアに考えなければなりません。
この子は飼い猫のようだとお医者さんも言ってましたが、結局愛護センターも神奈川区役所生活衛生課も連絡しましたが、情報としては持っておくけども亡くなった猫の写真までは掲載しないので…飼い主さんが問い合わせない限りこの子が死んでしまった事も判らない…。
私は出て行った後帰ってこないなんて怖すぎるので室内飼い徹底したいです。
飼い主さんへ
横浜市神奈川区七島町の国道から斜めに入る道の駐車場の側で倒れていました。
1〜2歳くらいのオスの子です。
全身黒い子です。
どうか飼い主さんへ届きますように…。
Facebook コメント
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黒猫さん、助からなかったのですね・・・どうぞ、安らかに。
まだ若くて、体つきも健康そうな猫さん。
私も、交通事故じゃないかと思う。ドンとぶつかって、外傷のない子もいます。
ほんとに、こういう猫と出会ったとき、どうしていいか・・・
どこまで診てやれるのか、私も、きっと判断に迷います。
最期のときを、再度ひかれたりする恐れのある路上ではなく、
気にかけて病院に運んで、ゆくゆくのことまで考えてくれた
kurocoさんの車の中で旅立てたこと、きっと感謝していると思います。
by のらん (2019-04-13 14:35)
私は何もできませんが里親の会や畜犬センターから
犬を引き取って飼っていました。
by ヤッペママ (2019-04-13 21:44)
のらんさん
本当にお金の事で困りました。
おかげでボラさんから保護猫には考慮があるというお医者さんも何軒か紹介していただきました。
一時あづかりも名乗っていただけた方も居たのに…生きている間には間に合わなかった。
もっと知識を持っていたらと後悔だらけです。
まだまだ知識さえあれば出来る事はあった。
この時点でなかった事が後悔です。
ありがとうございます。
by Kuroco (2019-04-15 01:34)
ヤッペママさん
それは素晴らしいですね。
私はそこに行く前に家の前に沢山居たので行くまでもなかったのですが…最近はボラさんのおかげで地域猫達は去勢避妊が終わったようです。ありがたい事です。
by Kuroco (2019-04-15 01:37)
黒猫ちゃん
最後にいっぱい人の愛を受けたね
きっと安心して天国に行けたでしょう
そして、天国からKurokoさんたちを見守ってますよ
by Ranger (2019-04-26 16:46)
Rangerさん
優しいコメントありがとうございます。
本当の飼い主さんにお知らせしてると良いのですが…。
外猫ちゃんは本当にこういう事があるといたたまれませんね。
by Kuroco (2019-04-27 00:48)
何処の猫ちゃんかわからず、気の毒でしたね。
最後に手を尽くしてくれたkurocoさんに感謝していると思います。
黒猫さんの分も、にゃん太くんの腎臓病、お大事にしてください。
by BlackTiger (2019-06-07 16:56)
BlackTigerさん
黒猫ちゃんは本当に気の毒でした。
自分の見解の甘さに後悔だらけです。
にゃん太ただいま落ち着いてます。
ちょっと熱が出て昨日抗生物質を注射しましたが、今日もおやつをねだられました。
ありがとうございます!
by Kuroco (2019-06-10 01:17)